浄国寺 本堂・客殿

冷暖房完備 全席椅子席完備

旧本堂は明治21年焼失後に建て替えられましたが、老朽化のため、平成19年に新築されました。
建築に当たり、本堂はご本尊を拝しての供養の場・自己と向き合う修行の場ですが、できる限り快適な環境の中で、多くの方がご本尊と向き合ってほしいとの願いがありました。
さらに、寺社建物はこうあるべき、という固定観念をできる限り排除したい、このような本堂だったら気軽にしかも快適に入ることができる、という一般人の目線を大事にしたいと思いがありました。
結果として、寺社建築専門業者ではなく、敢えて寺社建築の経験がない、地元の建設業者に依頼をしました。
方形型の屋根に、ガルバリウム合金張り。鉄骨組に木材化粧を施すなど、堅牢で最も地震に強い構造です。

内部空間には、一本も柱を設けず、開放感と音響・照明に優れ、現代建築の粋を集めた、次世代の本堂といえます。

浄国寺 本堂

客殿 バリアフリー化

客殿は本堂新築に先立つ平成16年に新築されました。
すべてバリアフリーでロビー・廊下の床は傷がつきにくい竹材を使用、もちろん車椅子用のトイレも完備しています。
60畳の大広間に加え、控え室3室・帳場事務室・会議室・配膳室を設け、ホールや自宅を使わずに客殿内の祭壇では、通夜・葬儀一式を行うことができます。
最大200名の飲食に対応しておりますので、葬儀のみならず、年忌法要の後、多くの方が、客殿内での会食にご使用いただいております。
特に大広間は多目的に使用でき、住職は40年来のバンド仲間と、定期的にライブコンサートも行っています。
一般貸し出しはしておりませんが、檀信徒の皆さまには、無料で使用していただいております。

浄国寺 客殿